メタボになると保険料があがる?
そんな噂を聞いて心配している人もいるかもしれません。
メタボの人が多いと、その健康保険組合の負担金を増額させ、保険料をアップさせてしまうと言われています。
その一人にならないよう、メタボ対策を取っていきましょう。
平成20年度から義務化されているメタボ健診ですが、腹囲測定で数値が大きいだけでメタボと判断されるわけではなく、血圧や血液検査の結果も判断基準になります。
腹囲が男性で85cm、女性で90cm以上あって、血圧が最高血圧130mmHg、最低血圧85mmHgそれ以上の値だとメタボの宣告を受けてしまう可能性が高くなります。
高血圧を改善するためには減塩食に変える、ダイエットをして減量に努める、ウォーキングなどの運動を始める、などよく言われている方法がありますが、実際これらを行なってもなかなか血圧の数値に効果があらわれない人も多いのが実際のところです。
そこで、カリウムを多く含む食品を積極的に摂って血圧を改善していく方法も併せて行なってみてはどうでしょうか。
カリウムはトマトやバナナに多く含まれています。
トマトはジュースで摂取すれば手軽に続けられそうですね。
もちろん無塩タイプのトマトジュースにしてください。
バナナはヨーグルトに加えて食べることで、不足しがちなカルシウムも補えます。
毎日の習慣にするには、これらのメニューを朝食に取り入れるとよいかと思います。
メタボ予備軍の人は、もともと運動習慣のあまりない人が多いようなので、何か運動を始めようと無理をすれば継続が困難になるでしょう。
エレベーターでの移動を階段に変えるなど、ちょっとした気遣いで少しずつ毎日の運動量を増やしつつ、高カリウム食品を積極的に摂ることでメタボ検診対策をしていきましょう。
後期高齢者医療制度、メタボリック検診義務化、などなど、テレビをつければ老人が怒っている場面が映し出されたりして、どうも国民に理解されないまま始まってしまった制度であるような気がしてなりません。
メタボリック健診については、それによりメタボリック症候群の人が減少し、結果として生活習慣病患者が減少すれば予防医学や医療費の削減にもなり、国民に認められる制度となるでしょう。
しかし国民の多くが気にかかっているのは、生活習慣病予防に対する効果云々よりも、メタボになると保険料がアップするのか、という点であるのが実状です。
メタボ健診を行なった結果、メタボと診断された人、あるいはメタボ予備軍とされた人に保健指導を行ない、5年間のうちにその状況が改善されなかった場合に、健康保険組合などには負担金が科せられます。
この負担金は高齢者医療を支えるために負担するもので、これが増額されれば健康保険組合の財政も苦しくなり、結果として保険料をアップさせることが必要になってきます。
民間の保険会社では、加入前に健康状態を告知したり、医師の診断を義務付けています。
そして病気をするリスクが高い人は、保険料も高くなったり、加入ができないという場合もあります。
これに対し、健康保険や国民保保険では原則的に健康状態によって保険料が割り増しになるとか、加入を断るということはありませんでした。
しかし、メタボリック症候群該当者が多く、改善できなければ健康保険組合の負担金が上がるとなれば、組合員全員の保険料がアップ、あるいはメタボな人の保険料がアップということになり、混乱を招きかねません。
従業員の健康管理も企業の責任、として、社員全体でメタボ対策に取り組んでいく必要があるようです。
いずれにしても、自分がメタボかもしれない、と感じている人は、1日でも早く対策を練ったほうがよいでしょう。