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体重の5%減を目標に


メタボ健診がいよいよ始まり、慌ててダイエットに取り組んでいる人もいるのではないでしょうか。
勤務する会社で健康診断がある人は、「メタボと診断されると、厳しく指導されるらしい」なんていう噂を聞いたりしていませんか?
こんな噂がたつのも、健診受診率やメタボ社員の改善がみられない場合に健康保険組合が金銭的なペナルティーを科せられ、保険料にも影響してくる可能性があるからでしょう。

しかし、メタボ健診でメタボあるいは予備軍と診断されないために、急いで無理をしてダイエットをしても、体調を崩しては何にもなりません。
減量する時には、最初から無理な目標は立てないことです。
内臓脂肪が多く、メタボリック症候群にあてはまりそうな人がいきなり標準体重を目標とする必要はありません。
極端に肥満体型の人は別ですが、大体、今の体重の5%ほどを減らすことができれば、それだけでも生活習慣病になるリスクはかなり減らせるそうです。

そんな悠長なことを言っていたら、メタボ健診でひっかかってしまう、と心配になるかもしれませんが、例えばメタボと診断されたとしても、その後改善していけば問題はないのです。
もちろんメタボと診断されただけでは罰則などはありませんし、それだけで保険料があがることもありません。

安全に確実に減量するには、食事と運動のどちらが欠けてもいけません。
食事を減らすだけで運動をしなければ、脂肪以外の大切な筋肉や骨まで減ってしまいます。
メタボ健診は毎年行なわれるものですし、健康を維持するための検診のために無理なダイエットをして健康を損なっては意味がありません。
ただ痩せるための減量ではなく、健康になるための減量に努めてくださいね。

40歳から74歳のすべての男女を対象に、メタボ健診が行なわれるようになりました。
平成20年4月からの実施ということで、もうすでに受けた人もいるかもしれません。

メタボという言葉が広く知れわたり、メタボ関連の商品も次々に発売されていますが、実際にメタボ健診が始まるといよいよ対策を取っていかなくてはいけないな、と実感します。
さて、このメタボ健診はどのような目的で始まったのでしょうか。
メタボと診断されたら保険料が上がるかもしれない、という話もあり、なんだかよくわからないけど不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

現在、国全体の医療費のおよそ3分の1を生活習慣病が占めており、その数はまだ増加してきています。
このまま生活習慣病患者の数が増え、医療費が増え続けると、個人の負担額や、保険料まで上がってしまう可能性もあります。
そこで、将来生活習慣病にかかるリスクの高いメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)の人を早めに見つけ出し、適切な指導をすることで、未然に病気を防ぎ、この先の医療費を抑えようというのがメタボ健診の目的のひとつです。
しかし、メタボ健診を義務化することで逆に医療費が増えてしまうのではないか、という意見もあります。

この取り組みはまだ始まったばかりで、将来的に本当に医療費の削減になるのか、まだ未知数な部分が多くあります。
しかし、個人個人に自分の健康状況を把握する機会を義務的にでも与えたことで、健康に対する意識が強くなれば予防医学の観点から見ればこの取り組みは成功と言えるのではないでしょうか。

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